新人SEの学習記録

14年度入社SEの学習記録用に始めたブログです。気づけば社会人3年目に突入。

学習記録:イーサネット&TCP/IP

[学習記録] イーサネット&TCP/IP

第3章 階層化されたネットワーク

ネットワークの機能

実際にネットワークのサービスを利用するためには、以下のような作業が必要

  • アプリケーション間の取り決め
    • リクエスト・レスポンスの形式は?
  • 文字コードや暗号化
  • データの確実な伝送
  • プログラムやコンピュータ間の通信
  • 使用するネットワーク機器の制御
  • 使用する方式、電気信号、ケーブルやコネクタ形状など
OSI7階層参照モデル
階層名 役割
アプリケーション層 アプリケーションごとのデータの形式や処理の手順などを規定。例えばWeb、電子メールなどのプロトコル
プレゼンテーション層 データの表現形式を規定。例えば文字コードや暗号化など
セッション層 クライアントとサーバなどのプログラム間の接続手順を規定。
トランスポート層 実際にデータのやり取りを行うプログラム間でのデータ伝送を実現。エラー訂正など
ネットワーク層 ネットワーク上の2台のコンピュータの接続を確立。
データリンク層 イーサネット無線LANなどネットワーク方式に基づいたメディアアクセス制御について規定。
物理層 実際のネットワーク媒体を流れる電気信号やコネクタの形式を規定

実際のネットワーク、特に現在主流のTCP/IPはこのモデルとは異なるが、ほとんどのネットワークシステムは何らかの階層化がなされている。

TCP/IP 4階層モデル
階層名 役割 担当するソフトウェア プロトコルの例
アプリケーション層 アプリケーションプロトコルやデータの表現形式等を規定。 アプリケーション HTTP, SMTP, FTPなど
トランスポート層 通信を行うプログラム間でのデータ伝送を実現。エラー訂正なども行う OS UDP, TCPなど
インターネット層 ネットワーク環境での機器間のデータ伝送を実現 OS IPなど
ネットワークインターフェース層 実際のハードウェアが通信を実現するための層 ドライバ イーサネットWiFiなど
  • ネットワークでやり取りされるデータは、プロトコルの規約に従って適切な手順で伝送される
    • プロトコルも、このネットワーク階層に準じて階層化される
    • アプリケーションプロトコルUDPTCP、IP、イーサネット・・・
    • これらのプロトコルに従ってデータを扱うソフトウェアも階層化されている
    • アプリケーションプロトコルのためのソフトウェアは個々のネットワークアプリケーションに実装
    • ネットワークインターフェースの制御などはドライバソフトウェアが、TCP/IPはOS内部に実装
    • 必要な機能を分類してプロトコルを定義し、階層関係をつけてそのためのソフトウェアを配置することをプロトコルスタックと呼ぶ